成果をバグらせる視点/「ハック思考」須藤 憲司

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皆さんが日々使っているもの。それは「時間」と「お金」と言えるでしょう。

 

 

その両方、または片方を使って、普段の生活や仕事をしています。

 

式で表すとこうなります。

 

時間 × お金 → 成果 

 

時間とお金を使って成果を生み出す。これが資本主義社会の方程式と言えるでしょう。

 

では成果を上げたいときはどうするのか。

「時間をかける」「お金をかける」

もちろんそれも選択肢ですが、実はもう一つあります。

それが「→(転換効率)をバグらせる」ということです。

 

この「→をバグらせる」という考え方が「ハック思考」といいます。

 

今回はそんな発想の転換である「ハック思考」を教えてくれる本を紹介。

 

「ハック思考 最短最速で世界が変わる方法論 」須藤 憲司

 

 

一言で表すと 

この本を一言で表すなら「世界を疑う目を持つ」と言えるでしょう。

 

成果をバグらせるためには他の人と同じことをしていてはダメです。

そのためにはどんな視点で物事を見るべきなのかが学べます

 

世界(前提)を疑うことで、本当に成果に繋がる要素を見極める大事さを感じられます。



こんな人におすすめ 

「ハック思考」はこんな人におすすめです。

 

  • 真面目に頑張っているのに成果が上がらない人
  • 発想の転換で成果を最大化させたい人
  • 世界を見る視点を変えたい人

 

今の成果に満足できず、もっと成果を出したい人はぜひ学んで見る価値があると思います。

ハック思考を持つことが出来れば、きっと常識に囚われない新たな価値や方法を見つけることができます。



この本で学べる3つのこと

「ハック思考」で学べることを3つ厳選しました。

ぜひここからハック思考の面白さを感じ取ってみてください!



1.ハック思考とはどんな考え方なのか

そもそもハック思考とはどういった考え方なのか。

当然ではありますが、それを学ぶことができます。

 

本の中では「ハック思考」はこう説明されています。

 

①人と違う規則性や法則を見つけて

②その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

というたった2ステップで実行できる。 

 

どうですか。これがハック思考です。

 

僕はこの本を読んで、とにかく1つ目の「人と違う」ことを見つけることが大事だと感じました。

 

ではその「人と違う」というのはどういう視点で見れば良いのか。

それは「成果」に繋がる要素を見極めるということです。

 

「時間×お金→成果」の「→」を転換効率と書きましたが、ハック思考ではこの転換効率を挙げることに注力します。

 

つまり、皆が着目する「時間」や「お金」に縛られず、本当に成果を上げる要因を考えることが大事なのです。

 

僕はこの本を読んで、改めて成果を出すことの大事さを感じました。

過程にも素晴らしさはありつつも、この成果を出すために何ができるかを本気で考えることが、特にビジネスにおいては大事なんですね。



2.「ハック思考」の鍛え方

ではハック思考はどうやって身につければいいのか。

それもしっかりと本の中で解説されています。

 

本では様々な視点からの鍛え方が説明されています。

 

まず、大きく3つの引き出し(方法)があります。

 

▼ハック思考の3つの引き出し

視点のハック

方法のハック

勇気のハック

 

それぞれのハックのキーワードだけ紹介するとこんな漢字です。

 

視点のハック → 「鳥の目・虫の目・魚の目」「観察・考察・推察・洞察」など多面的なモノの見方

 

方法のハック → 「言葉のHack」「身体性のHack」「お金と時間のHack」「組織のHack」と具体的な手法のカテゴリ

 

勇気のハック → ハック思考やビジネスにおける勇気の出し方。著者が感銘を受けた金言など



個人的に本の中でハック思考の真髄を感じたのが4Pの中でも「Place(流通)」が一番大事だと言う話でした。

 

マーケティングには4Pという用語があり「Product(商品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(宣伝)」の頭文字を繋げています。

よく取り上げられるのは商品や宣伝などで、流通を大事だと全面に押し出す理論はあまり聞いたことがありませんでした。

ただ、本書では流通こそが売上を決めると考えて、実際に書店の売場面積を確保することで雑誌の部数を新調させた例が紹介されていました。

これがなかなか説得力がありとても勉強になりました。

 

流通を制する、つまり面を押さえる、というのはどのビジネスにおいても大事だと思いました。

これはかなりハッとさせられました。

 

また、「組織は採用が70%」といったことも紹介しており、これも強烈な印象でした。

私はいちサラリーマンで、教育という面しか見れていなかったので、採用の大事さも改めて認識できました。

 

最後の勇気のハックではたくさんの金言があったので、これもぜひ読んでほしい章です。

 

せっかくなので僕が良いと思った金言をいくつか紹介します。

 

目の前の仕事に集中してたら、他人を気にしてる暇なんかないはずだ

 

事業のことを真剣に考えると空気が薄くなったみたいに呼吸が苦しくなるだろ?鼓動が早くなるだろ?それが本当に仕事しているってことだよ 

 

最後に

今回は、成果をバグらせるための秘訣が学べる「ハック思考」を紹介しました。

 

ハック思考の第一歩は「世界を疑う」こと。

成果をバグらせるためのポイントを見極めることが出来ればきっとあなたもハック思考の使い手となれるでしょう。

 

「世界を疑う」というのがわかりにくい人は「自分の固定観念」と考えてもいいでしょう。

今の自分には当然だ(変えられない)と思っていることを考えてみましょう。

もしかしたらそれは案外簡単に変えられて、それが成果に革新を起こすかもしれません。

 

今の自分の常識を疑ってみると色んなアイデアが出てくると思います。

 

ぜひそんな目で毎日を眺めるときっと新鮮で楽しくなるでしょう。

 

僕もハック思考を身につける道半ば。

ぜひ一緒にハック思考をマスターしてこの世界をもっと明るくバグらせていきましょう!



ではまた!

 



★「ハック思考」を読んだあなたにおすすめの本★

「才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10 の思考法」安藤昭子

 

 

「ハック思考」は成果を上げるための思考を学ぶ本でした。

その際に大事になるのが「世界をどう見るか」ということです。

 

その世界の見方をもう少し具体的に、そして深く紹介しているのがこの「編集工学」です。

 

読み応えがある本なので、ぜひ次に読む本としておすすめです!