才能に頼らない「やり抜く力」の伸ばし方/「GRIT やり抜く力」アンジェラ・ダックワース

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「やり抜く力」ありますか?

 

学生時代には勉強や部活やバイト、そして社会人になってからは仕事や趣味など、皆さんが取り組んできたことは多々あると思います。

しかし、おそらく多くの皆さんはこの「やり抜く力」で悩んでいるのではないでしょうか?

 

「結果が着いて来ないで中途半端に終わってしまった」なんて経験を持つ人も多いと思います。

 

しかし「やり抜く力」というと忍耐力のように思えてしまい、我慢強い人しかできないのではないかと感じてしまいます。

 

今回はそんな誤解を解き、あなたが「やり抜く力」を身につけるための方法を教えてくれる本を紹介します。

 

それがこちら

「GRIT やり抜く力」アンジェラ・ダックワース

 

 

この表紙、一時期はビジネス書の棚でよく平積みされていたので見たことある人も多いと思います。

しかしちょっと分厚かったりテーマが重たそうで手に取れなかった人もいるのではないでしょうか。

私もその一人。ですが今回重い腰を上げて読み切りました。(まずは一つやり抜きました!)

 

なかなか1つのことを続けられない人や、続けているけど結果があまり出ない人。

そんな悩める人にぜひ読んでほしい本です。

 

この本では「やり抜く力」を分解して学ぶことが出来るのが大きな魅力です。

どんな要素で成り立っているのか、そしてどうやったら伸ばすことができるのか、がしっかりと書かれています。

 

 

やり抜く力がどうして重要なのか。

本書の冒頭では米国陸軍士官学校(ウエストポイントと呼ばれています)を例にあげて、きつい訓練に耐えられる人は入学時の学力や体力ではなく、やり抜く力が強いと説明されています。

エリートが集まる場所の中でもその成果を分けるもの、それが「やり抜く力」なのです。

 

 

やり抜く力を構成する2つの要素

ではやり抜く力はどういう要素で成り立っているのか?

それがこの2つです。

 

・情熱

・粘り強さ

 

この2つがやり抜く力の正体と言えるのです。

 

ではやり抜く力を伸ばすためにはどうすればいいのか?

それも大きく2つの方法があります。

 

・内側から伸ばす

・外側から伸ばす

 

「やり抜く力」を「内側」から伸ばす

内側から伸ばすというのはまさに自分自身の内面の話です。

4つの要素を強化することが大事と言われています。

 

それが「興味」「練習」「目的」「希望」です。

 

この4つの要素を強化することで、全体としてやり抜く力を伸ばせるということです。

 今回の記事ではその中から「興味」「練習」について簡単に紹介します。

 

興味

興味はすべての始まりです。

まずは自分が好きなことをまずは考えてみましょう。

 

ただし、このときに注意すべきことは「好き」というだけでは足りなくて、自分から積極的に掘り下げていく作業が重要だということです。

そうすることでより深い知識や経験が手に入り成長に繋がります。

 

またもう一つ大事なのが、すべての目標を紐付ける究極的関心を持つということです。

 

皆さんにはたくさんの目標があると思います。

それ自体は悪いことではないのですが、それを紐付ける大目標があるかどうかが大事なのです。

大目標がなく、中目標ばかりを持っている人が多いことも指摘されています。

 

ぜひあなたの究極的関心を見つけて、今達成しようとしていることを結びつけてみてください。

きっと複雑だった自分の目標がクリアに見えてくると思います。

 

練習 

僕がこの本で特に僕が勉強になったのが「練習」に関してです。

 

練習に関する有名な話に「1万時間の法則」がありますが、この本では練習量よりも練習の質を指摘しています。

それが「意図的な練習」と呼ばれるのもので、高い目標を掲げて取り組む練習時間のことを指します。

 

練習というと無心に取り組むイメージもありますが、意図的に目標を設定して自分と向き合いながら練習する時間が特に大事ということです。

 

そしてそれは長時間は続かないし、多くのプロも楽しいと思わないというのです。

 

つまり、短時間でも自分に負荷をかけて、楽しくなくても追い込むというのが、その後の楽しいと思える成果につなげるために大事だと言えます。

 

歳を取るにつれて自分を追い込む機会が減っている人も多いと思います。

ジャンルは何であれば、ぜひあなたも「意図的な練習」というものを取り入れてみてはいかがでしょうか!

 

 

「やり抜く力」を「外側」から伸ばす

やり抜く力を伸ばすもう1つの方法が外側から伸ばすということ。

 

ここでは育て方に始まり、習い事などの課外活動や周りの環境の大事さが紹介されています。

 

小さい頃から習い事をさせることは、その習い事の内容がなんであれ、継続してなにかの結果を経験するというのがとても大事なのです。

本では、2年以上頻繁な課外活動を経験した人は将来の年収が高くなるという研究結果も出ています

 

他にも、「やり抜く力」が強い集団に入ることで、自分も引っ張られてやり抜く力が強くなるとも紹介されています。

 

そのチームの一員であることを自覚して、行動することが成長につながるということですね。

あなたも会社の一員であることや、何かのチームの一員であることを誇りに思って行動することで、きっと強くなれると思います。

 

 

まとめ

今回はやり抜く力について紹介しました。

やり抜く力は「情熱」と「粘り強さ」の2つで構成されています。

そしてそのやり抜く力は、内側と外側から伸ばすことができる。

 

その方法としては意図的な練習や、やり抜く力が強い集団に入ることなどたくさんあります。

他の方法や具体的なエピソードが気になる方はぜひ本を読んでみてください!

 

本ではたくさんの事例を元に話が進みます。

具体的なイメージが湧きやすいので、少し分厚いですがきっとスラスラ読めるかと思います。

読んでる途中から、自分も何かをやり抜きたいぞ!と熱い気持ちにさせてくれます。



ちなみに本の中に自分のやり抜く力を測る簡単なテストがあるのですが、僕は絶望的な結果でした。

これから僕のやり抜く力もガンガン鍛えていきたいと思います!

 

  

それではまた!ありがとうございました!