これを読んでいるあなたは学生でしょうか?それとも社会人でしょうか?
あなたがどんな立場の方であっても、この文章に出会っているということはスマホかパソコンを使っていて、何かしらの経路でここにたどり着いたのでしょう。
おそらくSNSでこの記事の投稿を見たか、検索エンジンっで適当な言葉を入れた際に出来てたのでしょう。
そう、これもデジタルマーケティングの一つです。
デジタルマーケティングというと「魔法のように解決してくれる」「イケてる」と思う人も多いと思います。
もちろんその側面はあるかもしれませんが、現実はそんな簡単ではありません。
かくいう私もデジタルマーケティングの一領域で働いている人間なのでその点は痛感しています。
だからこそデジタルマーケティングを正しく理解することで、あなたの世界を見る目が変わると思います。
今回の記事は、デジタルマーケティングをこれから学んでいきたい・一歩踏み込みたいという人に読んでほしい本を3冊紹介します。
興味のある人はぜひチェックしてみてください!
1.デジタルマーケティングの定石/垣内勇威
これからデジタルマーケティングに携わるのであればまずはこれがおすすめです。
基本にして王道、そして実務にガンガン使える本です。
この本では「デジタルの限界」を明確に宣言し、デジタルを活用するにあたっての幻想をなくした上で話を進めてくれます。
実務に関わらないクライアントや上司がいたとしてもこの部分だけでも読んでほしいと思うぐらいです。
とにかく実務で感じる疑問について解消してくれますし、顧客をフェーズに分けて施策を立てるという考え方は、複雑になりがちなデジタルマーケティングをかなりシンプルに考える指針になります。
僕自身この考え方をクライアントに説明したところ感銘を受けてくださり、その後の仕事もスムーズに進んでいます。
まずはこれ、そして最後もこれ。
そんな一冊です。
2.アフターデジタル・アフターデジタル2/藤井保文
さて、「デジタルマーケティングの定石」で基本かつ指針を学んだらデジタルの可能性を広げる本がおすすめです。
アフターデジタル・アフターデジタル2はまさにこれからのデジタル世界に対峙する本です。
デジタル世界と書きましたが、本では「すべてオンラインになった世界」と紹介されています。
これまでよくあった考え方は「オンラインとオフラインを繋げる(O2O)」なのですが、この本では「リアル世界がデジタル世界にがん法される(OMO)」という考え方をしています。
おそらく自分の生活を見渡しても完全にオンラインから遮断されたサービスというのはほとんどないでしょう。(小さな個人店でもHPやSNSアカウントを持っていますよね)
豊富な事例を元に、デジタルが世界をより良くするために私たちは何をできるのか、何をすべきなのかがこの2冊から学ぶことが出来ます。
ちなみに「アフターデジタル2」は前作を踏まえたより実践的なものなので、可能であれば1冊目から読むことをおすすめします!
3.顧客起点マーケティング/西口一希
最後の一冊はデジタルに限った話ではありませんが事業の成長にかなり有効だと思うので紹介します。
顧客を深く知り、事業の成長を見極める上で重要な考え方や具体的な方法を学ぶことが出来ます。
タイトルに「顧客起点」とある通り、人の分析が中心となります。
簡単に紹介すると、サービスを利用する顧客(またはまだ利用したことがない未来の顧客)の分析を通して、その事業の現状の顧客層を把握し、施策を通してその層がどう動くかを見極めるといった内容です。
この考え方、シンプルでありながらあまり実行している人は少ないのではないかと思います。
お客さんが誰か分かっていないのに突き進むのではなく、まずはお客さんの理解をすることでアイデアを得る姿勢がとても重要だと感じました。
どんなサービスを展開する場合でもお客さんなくしてありえません。
(この文章ももちろん)
まとめ
今回はデジタルマーケティングのおすすめの本を3冊紹介しました。
1.デジタルマーケティングの定石/垣内勇威
2.アフターデジタル・アフターデジタル2/藤井保文
3.顧客起点マーケティング/西口一希
これから学ぶ人、一歩踏み込んで学びたい人、どちらも刺激を受けれるかなり使える本だと思います!
もし他にもおすすめの本があればぜひ教えてください!
(僕もまだまだ学習途中の若造ですので)
それではまた!