蜜蜂とともに。/「今日のハチミツ、あしたの私」寺地はるな

f:id:asuyomi-book:20200921140636p:plain

食べ物の力ってすごいですよね。

 

 

こんにちは、雫です。

 

最近仕事が忙しくなり、ストレスが溜まる日々ですが、そんなときは甘いものを食べてリフレッシュしています。

 

皆さんも、食べ物ひとつで気分が変わるときってありますよね。

 

本日は、そんな食べ物にまつわる、ちょっと勇気をくれる物語をご紹介します。

 

「今日のハチミツ、あしたの私」寺地はるな

 

タイトルにあるようにハチミツが出てくるのですが、ハチミツが主人公の人生変えてくれます。

これを読めば、きっとハチミツが食べたくなることでしょう。

 

 

こんな人におすすめ!

・新たなことに立ち向かうのが怖い人

これから見知らぬ土地で何かを始める人

・蜜蜂に興味がある人

 

新しいこと、見知らぬものにふれるのは、誰だって怖いと思います。

そんなときに読んでみると、少し気分が明るくなりますよ。

 

あらすじ

中学生の頃の碧は、明日なんて来なければいい、と思っていました。

そんな中、見知らぬ女性から蜂蜜の小瓶をもらいました。

 

「蜂蜜をひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日より良くなるから」

 

その言葉をきっかけに、蜂蜜の魅力に気付き、ご飯だけはきちんと食べるようにします。

 

30歳になり、同棲をしていた安西と結婚をすることになりました。

家も全て引き払い、安西の地元に向かう電車の中、安西から「まだ父親に何も話していない」と打ち明けられます。

不安な面持ちのまま挨拶に行くと、案の定認めてもらえませんでした。

 

住む家も仕事もない状態になってしまったのに、当の安西は助けてくれません。

 

なぜか父親から課されたミッションを達成するべく、養蜂場でお手伝いをすることになりました。

 

親切なあざみさんたちにも出会い、全く知らない土地で自分自身の居場所を見つけていきます。

 

養蜂場で蜜蜂に触れるうち、蜜蜂やハチミツの魅力にどんどんハマっていきます。

 

 

 おすすめポイント

蜜蜂の魅力を知ることができる

皆さんは、蜜蜂について、詳しく知っていますか?

私も含め、あまり知らない人が多いのではないでしょうか。

蜂というと怖いイメージが強いですが、読めば読むほど蜜蜂がかわいく思えてくることでしょう。

 

自分から道を切り開く主人公

見知らぬ土地に来たものの、結婚相手の父親には認めてもらえず、仕事もやめてきてしまった。

恋人も助けてくれない上に、住む場所もない。

そんな状況だと誰しもが落ち込みますよね。

それでも碧はとにかく行動するんです。

行動しないと何も変わらない。

そういうことを気付かせてくれる本です。

 

 細かい感情にも共感できる

主人公の不安な気持ちにはもちろんですが、もっと細かい部分にまで共感することができます。

例えば、結婚相手の小さな表情の変化に気付いて不審に思ったり、真面目な話をするのが恥ずかしくて語尾に「ですぞ」と付けてみたり。

自分も同じ状況ならこんな反応をするだろうな、という部分が鮮明に描かれているので、違和感なく物語の世界に入り込めると思います。

 

さいごに

さまざまな人や蜜蜂に出会い、自ら行動することで自分の居場所を見つける。

読むと少し元気が出る物語です。

 

以下のリンクから購入できるので、ぜひ読んでみてください!

 

 

また、こちらの本のように、元気をくれそうな本を読みたい、という人のために、

個人的に同ジャンルだと思う本を合わせてご紹介します!

 

「太陽のパスタ、豆のスープ」宮下奈都

 

 

人生のどん底から始まる物語でも、食べ物が前向きに生きる力を与えてくれます。

 

気になった方はぜひどちらも購入して、感想を聞かせてください!