疑惑の結婚式/「本日は大安なり」辻村深月

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大安とは、何事においても上手くいくとされる吉日である。

 

そう言われていることから、結婚式は大安の日に挙げたいと考えている人も多いと思います。

今回は、結婚式にまつわり物語です。

 

「本日は大安なり」辻村深月

 

最近はいい夫婦の日ということで、11月22日に結婚するカップルも多く、芸能人でも毎年何組かこの日に結婚を発表していますよね。

この作品は、そんな11月22日の大安に結婚式を挙げる4組の新郎新婦のお話です。

それぞれのストーリーがつながっているわけではないですが、同じ日に同じホテルで開催しています。

 

もうすでに結婚されている方は自分の式を思い出しながら、まだ結婚していない人は理想の式を想像しながら読んでみてください。

 

こんな人におすすめ!

結婚式に憧れ、思い出がある人

・ハラハラする展開が好きな人

・結婚式場の大変さを知っている人

 

結婚式には誰もが憧れや思い出を持っているものですよね。

この作品では、大安の日の結婚式なのに、何やらトラブルがありそうです。

4組それぞれのストーリーが同時に少しずつ進んでいくので、より続きが気になってくると思います。

 

あらすじ

同じ大安の日に同じホテル・アールマティで結婚式を行う4組の新郎新婦。

それぞれのストーリーを少しだけ紹介してきます。

 

相馬家・加賀山家

妃美佳は、花嫁衣装に着替える双子の姉、鞠香をそわそわと待っています。

 

今から数時間後、私の姉と映一さんがチャペルの前のあの階段を祝福されながら歩くところを想像する。

胸が、締めつけられるように痛みました。

 

何か、2人の間に問題でもあるのでしょうか。

双子でずっと一緒にいたり、間違えられたエピソードがあったり、2人がいかに似ているかが分かります。

読んでいるこちらも、区別がつかなくなってきますね。

 

十倉家・大崎家

今日これから式が始まるというときに、一本の電話が入りました。

内容は、新婦の友人の美容院の予約がとれていないというものです。

大事な日に限って嫌な予感は当たります。

思えば、この新郎新婦は打ち合わせのときからトラブル続きでした。

 

こちらはウェディングプランナー目線でのストーリーです。

結婚式当日は、新郎新婦はもちろんですが、ウェディングプランナーにとっても気が気ではないですよね。

 

東家・白須家

東さんと結婚することになったりえちゃん。

ディズニーの白雪姫が大好きなりえちゃんは、お色直しで白雪姫になる予定です。

なのに、赤いリボンのカチューシャを失くしてしまいました。

 

そんな中、りえちゃんが大好きな甥の真空は、どうも東さんと結婚してほしくない様子。

 

大事なカチューシャを失くしてしまった新婦と、ちょっと不機嫌な甥。

カチューシャは無事見つかるのでしょうか。

 

鈴木家・三田家

最初に打ち合わせをしたとき、本当は今日は予約がいっぱいでした。

来年でもいいか、と2人で話し合い、他の式場も時間をかけて見て回っているときでした。

キャンセルが出て、希望の日に式を行うことができると言うのです。

渋る陸雄をよそに、彼女は勝手に契約してしまいました。

まさか、結婚することになるとは。

 

結婚式はお金のかかるものですから、陸雄が渋るのも無理ないですよね。

しかし、なぜそこまで渋っているのでしょうか?

 

最後に

どの結婚式も、大安だから全てうまくいく!……とはいかないみたいですね。

それぞれどんな結婚式になっているのか、気になる方はぜひ読んでみてください!

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