効率主義じゃない時間術を。/「時間術大全」

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「いつかやろう」と思っていることが出来た試しはありません。

 

必ず後回しになります。

後に回りすぎて、自分でも忘れてしまいます。

思い出した頃には、取り組めなかった後悔ばかりが募り、さらに距離を置いてしまいます。

 

そんな経験ありませんか?

 

僕は頻繁にあります

 

そんな「いつかやろう」に取り組むきっかけになる本があったので、今回紹介したいと思います。

 

時間術大全/ジェイク・ナップ  ジョン・ゼラツキー

 

 

概要

 

「時間術大全」はGoogleYouTubeでの経験を生かした2人の著者が、自分の時間を取り戻すために生み出したメソッドがまとめられています。

変化の激しい時代の中でトップを走る2つの企業で活躍した2人が編み出した手法は私たちの生活にも大いに役立ちます。

 

特にここで紹介したいのが、この本は単なる効率を求める時間術の紹介本ではないということです。

原題「MAKE TIME」から分かるように、この本は「やりたいことに取り組むための時間をつくる」ことを目的としています。

 

時間術というと何か突飛なテクニックや実際には使えないような手法が多いと思ってしまいますが、この本はとても取り組みやすい方法ばかりです。

著者は日本人ではありませんがしっかりと日本でも通用する方法が集まっていると思います。

 

 

こんな人におすすめ

「時間術大全」はこんな人におすすめです。

 

・やりたいことに取り組めない人

・毎日忙しいor暇すぎる人

・スマホから離れたい人

 

 

「いつかやろう」と思っていることはついつい後回しにしがちです。

そういうことに取り組むための時間をつくるきっかけをくれるのがこの本の一番の特徴です。

 

また、最近スマホを触りすぎて疲れていませんか?

そんな人には、スマホ(TVも)から少し距離を置くきっかけにもなるでしょう。

 

 

おすすめポイント

ここでは「時間術大全」のおすすめポイントを3つ紹介していきます。

 

自分のやりたいことに取り組むため時間術

冒頭にも書きましたが、これは効率を求める本ではありません。

自分が取り組みたいことに時間を使うための方法を紹介してくれます。

(単なるノウハウを知りたいだけならもっと良いハウツー本があります)

 

忙しい毎日を過ごす人ほど、1日の終わりに「今日何ができたんだろう」と思うことが多いでしょう。

(仕事に忙殺されている僕は毎日そう思っています・・・)

 

そんな人にこそこの本は役立つはずです。

一番したい仕事、または取り組みたかった趣味などを始めるきっかけになります。

 

現に僕がこの記事を書いているのも、この本を読んでしっかりと時間を生み出したからです。

今日のハイライト(後ほど解説)をこれにしようと思ったからこそ、取り組めています。

 

自分の理想に近づくためのファーストステップを踏み出せるのがこの本の魅力です。

 

 

デフォルトを変えるという発想を。

この本では「スマホの通知を切ること」や「寝起きにスマホを見ることをやめる」など、自分の生活の習慣となっている部分を変えることが主張されています。

それはつまり「デフォルト(初期設定)を変える」ということです。

 

意志や集中力で自分の行動を変えるのは難しいです。

最初は良くても、何日か経てば情熱も消えてしまいまた元に戻ってしまいます。

それは全て自分の意志や集中力に頼るからであり、仕組み自体を変えようとしないことが原因です。

 

「通知を切る」「ベッドにスマホを持ち込まない」を実行するということは、デフォルトを変えることにつながります。

(通知を切ればアプリを開く理由が一つ減るし、ベッドにスマホがなければ寝起きに見れなくなります)

 

このように、自分の意思に頼るのではなくその前段階(これがデフォルト)を変えることで日々を変えていこうというわけです。

 

いくらやる気があっても続くとは限らない。

それは多くの人がこれまでの人生で痛感しているでしょう。

 

だからこそ、最初の一歩を変えてあげる。

そうすることで正しい方向に歩くことができます。

 

 

小難しいことはなし。4つのステップを繰り返すだけ

デフォルトを変えることが大事だなんて大層に言っていますが、やることは簡単です。

それは下の4つのステップです。

 

メイクタイムの仕組み

1.ハイライト

2.レーザー

3.チャージ

4.チューニング

 

この4ステップを繰り返すことで自分の時間を生み出すことが出来ます。

 

ハイライトとは「最重要事項」を選ぶことです。

自分にとってその日にしたいことが何かを見つけ出します。

 

レーザーとはハイライトに取り組むために「気を散らすもの」を撃退すること。

レーザービームで照射するようにハイライトに集中する様子を表しています。

主にテクノロジーとの付き合い方を考えるステップになります。

 

チャージは「脳を充電」することです。

レーザーをずっと続けることは難しいです。

だからこそチャージすることでまたレーザーする元気を養います。

運動や食事など、体をサポートする役割を果たします。

 

最後のチューニングは調整・改善の段階です。

その日に取り組んだこととその結果をメモすることで自分の進捗を実感します。

毎日同じことに取り組んでも、違うことに取り組んでも大丈夫です。

(同じことを繰り返すということは、それだけの価値があるということですから)

 

この「ハイライト」「レーザー」「チャージ」「チューニング」の4つのステップを日々繰り返すことが、MAKE TIMEするための方法ということです。

それぞれの具体的な方法を紹介してくれるのがこの「時間術大全」となります。

 

具体的には何をしたらいいのか?

・・・最後に向井が「時間術大全」を読んで自分の生活に取り入れたいと思った方法を紹介します。

 

向井が取り入れたいと思った3つの時間術

ここでは向井が読了後に思わずメモした方法の中から、特にいいと思った3つを紹介します。

 

【ハイライト】ハイライトを予定に入れる

ハイライト(その日の最重要事項)を決めたら必ず取り組む時間を決めて予定表に書き込むことです。

そうしないと毎日の仕事に忙殺されているうちに1日が終わってしまうからです。

1日を簡単に終わらせるほどやる雑事はたくさんあるので・・・)

 

これを読んでからは必ずその日のハイライトを予定表(グーグルカレンダー)に入れています。

最悪その時間に出来なくても、後からハイライトを思い出すことが出来ます。

ハイライトすら忘れてしまう自体を防ぐのにも役立ちます。

 

 

【レーザー】「紙」から始める

ハイライトに取り組むデバイスがpcやスマホだったら、きっと通知やほかのアプリに気を取られてうまく集中できないでしょう。

(記事を書くときも何度ほかのタブを開いたりSNSを見てしまうことか・・・)

 

そんな時は「紙」を使いましょう。

紙には通知もこなければ他人のツイートも流れてきません。

 

一時集中するにはもってこいです。

集中力も高まるし思考の幅も広がります。

 

大枠を作るにはアナログの紙が良いということです。

向井はIT企業で働いていますが、改めて紙を有効に使おうと思いました。

 

 

【チャージ】狩猟採集民のように食べる

食事法についてです。

本文では「リアルフード」と表現されている、加工されていない食品を中心に食べようということです。

具体的には野菜、果物、ナッツ、魚や肉などのことです。

 

向井は一人暮らしのサラリーマンですが、自炊の際は必ずリアルフードを取り入れています。

就職して1年以上経って無遅刻無欠勤なのはこういった食事のおかげかもしれません。

(運動を定期的にしていたりと他の要因ももちろんありますが)

 

甘いもの大好きですが、これを読んでから少しアイスの量を減らしました。

あれはリアルフードじゃないですもんね・・・笑

 

 

最後に

 

自分がやりたいことに取り組むための時間術。

これまでありそうでなかった本だと思います。

 

生き方や働き方はさらに多様化していきます。

向井はサラリーマンですが、いつまでも本職だけに頼っているのはダメだと強く感じています。

そんな時、仕事だけに時間を取られていると新しいことに挑戦もできなくなります。

 

「時間術大全」はそんな人にとって生活を見直すきっかけになります。

 

僕はこれを読んでスマホの通知を切りましたし、ベッドからスマホを追い出しました。

少しずつですが、自分の時間を取り戻すための行動を起こすことができています。

 

あなたも同じ境遇であればぜひ「時間術大全」を読んで見てください!

きっと役に立ちます!

 

それではまた!