隠された真実/「秘密は日記に隠すもの」永井するみ

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皆さんは普段日記を書いていますか? 

 

こんにちは、雫です。

 

私は、中学生のときから毎日欠かさず日記をつけています。

小学生の頃には夏休みの宿題で絵日記などもありましたが、大人になると日記を書く人も減ってきますよね。

 

でも、人に言えないことや悩みなどを日記に書くと意外とすっきりすることもありますよ。

 

今回はそんな日記に関する本を紹介します。

 

「秘密は日記に隠すもの」永井するみ

 

 

人は多かれ少なかれ秘密を抱えているものです。

それを日記に隠している主人公たち。

 

この本は4つのストーリーに分かれていて、それぞれの主人公の日記のみで構成されています。

 

4つのストーリーは全く関係ないようで、どこかで繋がっています。

 

主人公の日記を読んでいると思っていたら、とんでもない結末が待っていた!

そんな感じの本です。

 

 

こんな人におすすめ!

どんでん返し系の小説が好きな人

・何か秘密を抱えている人

・日記をつけている人

 

秘密と言ってもそこまで思い話ではないので、さらっと読めると思います。

どんでん返し系が好きだけど、ゆっくり読んでいるうちに最初の内容を忘れてしまう、という方には特におすすめです! 

 

あらすじ

トロフィー

美男美女の両親から生まれたのに顔が普通、というコンプレックスを持つ主人公の百合絵。

国語の記述問題対策のために日記を始めてから、8年間書き続けています。

 

ある日レポートの参考資料を探すため、パパの書斎にこっそり入って探索をしていたら、ゴルフコンペのトロフィーがいくつも飾ってありました。

一つのトロフィーが置いてあるところに少し違和感を覚えます。

 

そこはなんと、隠し戸棚でした!

中に入っていた箱にはダイヤル式の鍵が付いていて、もちろん簡単には開きません。

なんとか4桁の番号をひらめき、開けることができたのですが、中には、目を疑うようなとんでもないものが……!

 

 

百合絵の心境がありのままに綴られており、隠し戸棚を見つけたときのどきどき感がこちらにも伝わってくるようでした。

 

高校生が書いている日記ということもあり、一番日記っぽさが出ているなと思いました。

 

道化師

43歳になった崇之は、瑞枝さんという心から愛する人ができました。

彼女は欲がなく、バッグや装飾品などをプレゼントしようとしても遠慮ばかりしています。

崇之は文章を書くことが苦ではなく、瑞枝さんにも簡単なメッセージカードなどをよく手渡し、とても大事にしてくれています。

 

従兄弟の志郎と一緒にのんびりと仕事をし、瑞枝さんともゆったりとしたペースで会い続けている崇之。

 

あるとき志郎の母親から、志郎が一緒に働いていることで、瑞枝さんとの仲を邪魔してしまっているのではないか、気付かなくて申し訳ない、と謝られてしまいます。

 

  

真相を知って、思わず最初に戻って読み返しました。

もう一度読むと確かに、と思えるどんでん返しの典型でした。

日記という形式だからこそ成り立つストーリーだなと感じました。

 

口ではうまく言えないことでも、文章ならば素直に伝えられる。文章には、そういう利点がある。

 

サムシング・ブルー

千希は、不倫相手の啓吾のことを思いながら、毎晩日記を書いています。

 

啓吾が奥さんと娘を大事にしていることはわかっているけど、会いたいと思わずにはいられない……。

 

東京で一人暮らしをしていましたが、2年前に妹の美由希も東京に出てきたのを機に一緒に暮らすことになりました。

美由希はエステティシャンなので、ときどき無料でマッサージをしてくれます。

心配性の美由希は、姉が疲れているのを気遣って、大丈夫?と言ってくれるのですが、まさか不倫を打ち明けることなんてできません。

 

啓吾さんが全然会ってくれなくて、メールをしたり電話をかけたり、しまいには家の前まで行ったりしてしまいます

 

会って話をしようと言われたので、美由希のいない土曜日、自宅のマンションまで来てもらうことに。

どんなことを言われるのかは想像ができますが……。

 

 

個人的に一番好きなストーリーです。

 

夫婦

妻の里子が亡くなった。

これからもっと楽しいことができただろうと思うと可哀想でならない。

 

一人で生きていく日々を記録しておこう、と思い、日記を書くことにします。

一人暮らしを心配して隣の奥さんがいなり寿司をおすそ分けしてくれたり、なかなか帰ってこない息子の光一が帰ってきたり。

犬を飼うことも考えますが、自転車を買ってアウトドアの趣味を持つのもいいなと思い始めました。

 

妻に先立たれた初老の男性の物語。

 

と、思っていたら、里子が帰ってきた。

 

4泊5日の韓国旅行に行っている間、妻に先立たれた空想をしていたのでした。

 

里子が帰ってきて、また自由がなくなった。

一人になれれば。

里子さえいなくなれば。

 

そこで、ある計画を思いつきました。

 

 

熟年夫婦の不満に焦点を当てたものです。

これはあんまりひねりがなく、さらっと読めるんじゃないかなと思います。

 

最後に

主人公たちが日記に秘密を隠しているのを見ると、自分でも買いてみたくなりませんか?

そこで、最後におすすめの日記帳をご紹介します。

 

まずはこちら!

 

 

向井イチ押しの日記帳です。

縦軸に7〜23の数字があり、時系列で書きたいときには特におすすめ。

上部に日付や曜日を選ぶ場所があるのでなんだかお洒落ですね。

 

 

ちなみに私が使っているのはオーソドックスなcampusノートです。

 

皆さんにも一番馴染みのあるものだと思います!

最近はディズニーのキャラクターとのコラボなどもあり、バリエーションも豊かです。

授業や仕事ではシンプルなものを使っている人も、日記には自分の好きなキャラクターのものを使うのもいいかもしれませんね。

 

もちろん上記のノート以外にも、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

「秘密は日記に隠すもの」を読んで、あなたもご自身の秘密も日記に書いてみましょう!

 

本の購入は以下のリンクからできます!

 

それでは次の記事でお会いしましょう。